
使い捨てプラスチックの使用を減らしたり、捨てられたプラスチックごみを拾うことで、環境のプラスチック流出を削減することにつながるアプリを紹介します。
ゲーム感覚で楽しみながらサステナブルな生活を送ることに役立つこれらのアプリをぜひ利用してみてください。
mymizu
▼サイト: mymizu
マイボトルを持参していれば、誰でも外出中に無料で飲み水(ウォーターサーバーや水道水など)を給水できる場所を探せるというスマートフォンアプリです。
mymizuでは、世界中で20万箇所のカフェや公共施設など無料で給水できる場所を探すことがでます。
アプリを提供している一般社団法人Social Innovation Japanの発表によると、給水パートナー(カフェやレストラン、ホテル、ショップ、企業など)の登録数が1000社を超えています。(2021年5月26日時点)
BOTLTO(ボトルト)
▼サイト: BOTLTO(ボトルト)
マイボトルを使えるお店がスマートに探せるドリンク専用の事前決済アプリ・サービスです。
アプリでマイボトルが使える店を探し、アプリ内で好きなドリンクを選んで事前に決済します。その後、お店でスマホの画面を見せると、選んだドリンクをボトルに入れてもらえます。
消費者はマイボトルを持ち歩くことでペットボトル削減に貢献できるほか、家で飲み物を入れる必要がなくなるため、カバンが軽くなるといったメリットもあります。お水で良い時は上述のmymizuで良いでしょうし、お店のドリンクを飲みたい時はこちらのサービスを利用するといった手もあるでしょう。
飲食店は、マイボトルユーザーを新規顧客として獲得することができると同時に、ペットボトルを減らすことで、無駄なプラスチック(または紙)容器の仕入れと廃棄を削減することができます。
アイカサ
▼サイト: アイカサ
日本初の傘のシェアリングサービスです。
突発的な雨の時にアイカサを借りて、雨が止んだら最寄りの傘スポットに傘を返却できる「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築することで、使い捨てビニール傘ゼロを実現する社会づくりを目指しています。
アプリを開くと、マップから現在地周辺のアイカサスポットを探すことができます。スポットでスマホをかざして傘を借りることができ、目的の場所についたら、近くのアイカサスポットでカサを返すという流れとなります。
現在(2021年7月現在)は、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域を中心に傘スポット数は約850箇所。累計登録ユーザー数は合計15万人を超えています。
ピリカ
▼サイト: ピリカ
個人がいつでもどこでも気軽に参加することができ、ごみ拾いを楽しくしてくれるゴミ拾いSNSです。ウェブとアプリの両方で利用が可能となっています。
「ピリカ」のリリースから10年が経ち、これまで108カ国で累計1億8千万個のごみが拾われています。(2021年5月15日現在)
ポイ捨てされたごみを回収する手段としては、個人のボランティアの活動が最も効果的と捉えた上で、その人達が気持ち良くごみ拾いを続けて行けるようにすることが肝と考えて「ピリカ」を開発しました。
拾う前のごみを写真に撮り、ごみ拾いをした証拠を残してもらうことで、達成度を高めたり、褒められたりするゲーミフィケーションの仕組みを導入することで、ボランティアのやる気を高め、世界中で広まるに至りました。