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「旅するいきもの大学校!」が第2回サステナブルな旅アワード特別賞を受賞(クラブツーリズム)

「旅するいきもの大学校!」が第2回サステナブルな旅アワード特別賞を受賞(クラブツーリズム)

クラブツーリズム株式会社を含めた5社による『みんなで体感するネイチャーポジティブ入門!コミュニティ型リジェネラティブツーリズム「旅するいきもの大学校!」~第1期シリーズ~』が、観光庁が主催した「第2回サステナブルな旅アワード」において特別賞を受賞しました。クラブツーリズムは2年連続での「特別賞」受賞となります。

プロジェクト概要

この取り組みは、生坂村と株式会社松本山雅・クラブツーリズム・株式会社フューチャーセッションズ・合同会HiTTiSYO ・株式会社大広の5つの企業が、それぞれの企業が持つ専門性とネットワークを活かし、多角的な視点から参画したプロジェクトです。

「ゼロカーボンビレッジ」を掲げる長野県生坂村を舞台として、「何度でも訪れたくなる里山づくり(第2のふるさとづくり)とネイチャーポジティブ」をテーマに、多様な自然体験から村内の方々との交流まで、約半年間で全6回のプログラムを実施しました。

《プログラム詳細》 https://tabisuruikimono.com/category/report/

受賞内容

第2回サステナブルな旅アワード
【講評】
山間部や農村地域の遊休地や耕作放棄地を活用して地元の住民との交流を通じて再生していくプログラムは類似地域でも応用可能である。本プログラムの企業視察には東京から7社が参加しており、今後はサステナビリティ領域での企業との連携による地域支援や活動など広がりも期待される。

【受賞コメント】
今回のプログラムには、世代も仕事も暮らしている地域も違う方々へ参加してもらう事が出来ました。実際に自然に手を加えたり、生物調査を行ったりというフィールドワークに取組みながら、自然の中で楽しむ地産の食事や地域の方々との交流など、有意義な体験を創出できたと考えています。この取り組みを持続し、「ネイチャーポジティブ」のモデル事例となるよう引き続きプロジェクトを推進していきたいと思います。

【第2回サステナブルな旅アワード】
官公庁が実施する事業。持続可能な観光の推進に寄与する優良な旅行商品・取組みについて、メディア等を通じて広く国内外に発信していくことで、我が国における持続可能な観光への取組、旅行者の意識醸成の更なる促進を図っていくことを目的とされています。

おわりに

山間部や農産地域の社会問題である「耕作放棄地」の問題と、世界の社会問題である「生物多様性の危機」に対し、観光という手段を用いて課題解決へのアプローチをしていくサステナブルツーリズムの取り組みを紹介しました。

このようなサステナブルな旅のコンテンツがどんどん増えていってくれることを期待します。

<耕作放棄地や生物多様性について書かれた記事>

耕作放棄地問題に挑むスマート農業ビジネスまとめ

生物多様性の現状|世界と日本の動向について

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