ネクストミーツ株式会社(本社:東京都)がアメリカでの生産ラインの稼働を開始し、現地での販売を本格化していくことを発表しました。
矢継ぎ早にアメリカでの販売施策を実施
これまで準備をしてきたカリフォルニア州での生産ラインが稼働開始し、ジャパニーズスタイルと無添加を売りにした代替肉商品で激戦区のアメリカ市場に参入。
アメリカ西海岸時間2021年6月19日(土)、約5,000人が訪れる大規模ヴィーガンイベントにおいて、世界38カ国に展開するアメリカ発のハンバーガーチェーンである「Wayback Burgers」とのコラボ商品である『Next® Pioneer』と『East Meats Next® 』を披露します。
Wayback Burgersとのコラボレーションにより現地販売を開始し、その後、大規模代替プロテインEXPO「FFT」への出展、自社オンラインショップ販売を開始するとのことです。
ネクストミーツ社について
2017年から共同創業者2名が研究を始めて、プロダクト完成の2020年6月に法人化しました。
「地球を終わらせない」を理念とし、自社のR&Dセンターでは世界から集まった研究メンバーが大豆以外にも幅広い代替タンパクの研究開発に着手しており、2050年までに世界中で全ての肉を代替することをミッションとしています。
2021年1月には、創業からわずか7ヶ月でアメリカの証券市場であるOTCBBに上場し、時価総額が40億ドル(約4,400億円)を超えた日本発のユニコーン企業です。2021年3月には世界のVegTech企業21に日本企業として唯一選出されました。
これまでに、焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズ、100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などを発売しており、日本・アメリカ・シンガポール・台湾・ベトナムなど10カ国以上で事業展開しています。
ネクストミーツの世界展開では、「日本食」と「無添加」という強みを活かしたポジショニングで、代替肉の焼肉や牛丼などの商品を販売していく予定とのことです。
【参照】ネクストミーツ株式会社