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海藻の現状や重要性を学ぶ旅育プログラム「海藻の学校」開催(リゾナーレ熱海)

海藻の現状や重要性を学ぶ旅育プログラム「海藻の学校」開催(リゾナーレ熱海)

空と海と森が彩る空間で、心弾む滞在が叶うリゾート「リゾナーレ熱海」では、2025年3月1日~5月31日の毎週土曜日に、海洋環境保全団体スタッフから海藻の現状や重要性を学ぶ旅育プログラム「海藻の学校」を開催します。

今回は、地球温暖化などの影響から進行している磯焼けを水中ドローンで観察。その後、伊豆半島でこれまでに生息が確認されている10種類の海藻を使ってランチを作り、味わうことで、海藻の種類の豊富さや違いを知ることができます。体験後は、ワークシートを完成させ、学びを深めることができる旅育プログラムです。

海藻の学校開催の背景

リゾナーレ熱海が位置する伊豆半島の沿岸に生息する海藻は、全国最多と言われています。しかし近年、地球温暖化を始めとした様々な影響により問題になっているのが、生きものの生息地として重要な存在である藻場の磯焼けです。リゾナーレ熱海では、海における海藻の現状や重要性を子どもたちに知ってもらうため、本プログラムを2023年より開催しています。

海藻の学校の内容

海藻の学校の内容

1.海洋環境保全団体スタッフによるレクチャーで海藻について学ぶ

事前にオリジナルのワークシートをダウンロードします。これは、旅行の出発前に本プログラムの学習に向けて準備ができ、学ぶ気持ちを高められるシートです。当日は、地元の海洋環境保全団体のスタッフによる、海藻についてのレクチャーから始まります。クイズ形式で楽しく学ぶのは、海藻の生態や海藻の役割についてです。また、地球温暖化などの影響で近年進行している磯焼けについても伝える事で、海藻の現状や重要性について考えるきっかけを作ります。

2.水中ドローンで海の中を観察する

海藻について学んだ後は、スタッフにレクチャーを受けながら、砂浜から水中ドローンを操縦し、海の中を観察します。水中ドローンを使うことで、藻場や磯焼けをより細かく観察することができます。モニターを確認しながら海藻や藻場を探したり、磯焼けの現状を見たりすることで、海藻の現状について学びが深まる体験です。

3.10種類の海藻を味わい、種類の豊富さや違いを知る

海の中を観察した後は、伊豆半島でこれまでに生息が確認されている海藻を使用してラーメンを作ります。わかめが練りこまれた麺の上に、「とさかのり」や「はばのり」など、様々な色や形、食感の10種類の海藻をトッピング。海藻をスープと一緒に味わうことで、磯の香りが口いっぱいに広がります。海藻の粘り気や食感の違いから、種類の豊富さやそれぞれの海藻が持つ特徴について知ることができます。

4.学んだ内容を専用のワークシートにまとめ、持ち帰る

体験の最後は、本プログラム専用のワークシートに、体験を通して学んだ海藻や磯焼けの知識を項目に沿ってまとめていきます。また、体験中にスタッフが撮影した写真を貼りワークシートを完成させることで、家に帰ってからも学んだことを思い出すきっかけになります。

スケジュール例

10:00 ホテルを出発
11:00 海に到着、海藻について学ぶ
11:30 ドローンの操縦体験、藻場の観察
12:00 ランチ作り、ランチタイム
13:30 ワークシートを完成させる
14:00 海を出発
15:00 ホテルに帰館

海藻の学校の開催概要

【期間】 2025年3月1日~5月31日の毎週土曜日
【時間】 10:00~15:00(往復2時間の移動時間を含む)
【料金】 1名 6,000円(税込)
【含まれるもの】 レクチャー、水中ドローン体験、ワークシート、レンタルウェア、ランチ
【定員】 2組(1組4名まで)
【対象】 小学生以上の宿泊者 *小学校中学年推奨、保護者の参加必須
【予約】 公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareatami/)にて7日前 17:00 まで受付
【備考】 天候や波の状況により中止になる場合があります。移動手段は自家用車、又はタクシー(別途有料)です。

リゾナーレ熱海

リゾナーレ熱海相模湾を一望できる丘に建ち、空と海と森が彩る絶景と花火を独り占めする全室オーシャンビューのリゾートホテル。Books&Cafeや敷地内の森、豊富なアクティビティを通して驚きのある体験を提供します。
【所在地】 〒413-0016 静岡県熱海市水口町2-13-1
【電話】 050-3134-8093(リゾナーレ予約センター)
【客室数】 81室(部屋タイプ:11タイプ)

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