特定認定NPO法人リビエラ未来創りプロジェクト(神奈川県逗子市 理事長 渡邊華子、以下リビエラ)が、海沿いの環境配慮型地方創生プロジェクト『第5回LOVE OCEAN(2024年度)』の一環で、1月19日に「海のシンポジウム」を開催します。会場は、アジア初の国際環境認証「ブルーフラッグ」マリーナを取得(2022年~3年連続取得)するリビエラ逗子マリーナに設けられます。
イベント概要
【名称】 第5回LOVE OCEAN~海のシンポジウム~
【日時】 2025年1月19日(日) 14:00~
【テーマ】 海から考える未来
【会場】 リビエラ逗子マリーナ 神奈川県逗子市小坪5-23-9(JR鎌倉駅&逗子駅から車またはバス12分)
<登壇者>
・鈴木寛氏(東京大学公共政策大学院 教授)
・鈴木悌介氏(相模湾からの経済活性化会議 会長)
・高野進氏(陸上競技 オリンピアン)
・增田元秀氏(神奈川県海水浴場組合連合会 常任顧問)
・ナラン直子氏(結婚を機に2000年からモーリシャスに在住。現在は帰国し環境を意識した生活を送る。)
・渡邊華子(NPO法人リビエラ未来創りプロジェクト 理事長)
<参加方法>
1.LOVE OCEAN公式LINEに登録 ※参加者全員必須
公式LINE:https://lin.ee/0SqCEOk
2.公式LINEのメニューから事前に「参加エントリー」
LOVE OCEAN(ラブオーシャン)について
【コンセプト】 地球と子どもたちの未来のために、美しく豊かな海を守り海の魅力を発信する
【ビジョン】 市町の枠を越えた地域活性化モデル「海からのサステナブルな街づくり」
【キーワード】 美しい海には人が集まる
リビエラグループは2001年のマリーナ事業開始と同時に気候変動に危機感を覚え、約20年前から環境保全活動を行っています。2021年より開始したLOVE OCEANプロジェクトでは、「美しく豊かな海を守り海の魅力を発信する」ことを目的に、あらゆる枠を越えた共創を目指しています。
リビエラ逗子マリーナが国際環境認証「ブルーフラッグ」のマリーナ認証を2022年にアジアで初めて取得したことをきっかけに、海沿いの環境への取り組みが観光に与える大きな影響をヨーロッパの事例から学びました。「環境×観光」の考えを基に環境問題に積極的に取り組むことで、サステナブルツーリズム(サステナブルな観光を実現し、地方創生や持続可能な社会づくり)に貢献できると考えています。また、環境に配慮した海沿いを「LOVE OCEANエリア」として認知を広げ、国内観光およびインバウンドへのサステナブルツーリズムを喚起することで、環境保全と地域経済の活性化を目指しています。
マリーナ事業者として常に海に身を置く私たち(リビエラグループ)から見える陸は、県市町の境界線のない美しいひとつのランドスケープ。そして環境問題も地理的な境界を越えて、地球に住む私たち全員に影響を与えています。自治体、企業、各種団体、地域団体、住民の方々、観光客などの垣根を越えた多くの方と手を携えてコミュニティを構築して知恵を出し合っていくことで、さまざまな課題を同時に対処していけると感じています。
また、海からの視点で発信し、LOVE OCEANエリアを「環境の整った海の魅力あふれる“訪れたい” “住みたい”まち」として確立し、国内およびインバウンドから注目を集め、ブルーツーリズムにも寄与していきたいと思っています。さらには、環境保全・地域振興・住民の満足の両立を目指すうえで、藻場再生による磯焼け問題の解決にも注力しており、ブルーカーボンベルト(R)の形成を目指しています。
<湘南コースト とは>
ウエストコーストやゴールドコーストに倣い、相模湾を囲む神奈川県の三浦から湯河原までを「湘南コースト」とリビエラでは名付けました。広域にエリア設定することで同時に課題解決が可能になり、また心を一つにしていけるシンボルをつくるために、個々の海岸ではなくコーストの考えを提案しています。
「湘南コースト」は地球規模で見ると小さなピースですが、環境に配慮された沿岸一帯とブルーカーボンベルト(R)を意識したコーストエリアとしてブランディングをしていきます。「湘南コースト」がベストプラクティスな相模湾モデル/神奈川モデルとして、全国に広がることを目指しています。
特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクトについて
リビエラグループが展開する事業は、大自然の恩恵なくしては成り立ちません。だからこそ私たちは世界中のさまざまな課題を自社の課題として取り組む社会的使命があると考えています。
2006年より活動をスタートした「リビエラ未来づくりプロジェクト」は、「環境」「教育」「ウェルビーイング」の3つの軸で全社員が取り組み、現在SDGsを推進しています。
その一環として、2012年から「サステナビリティタウン・リビエラ逗子マリーナ」を掲げて、太陽光の利用やビーチクリーン活動のほか、ペットと共生するイベントの開催や循環型農法を行うなど、サステナブルなまちづくりに取り組んでいます。また、電気自動車の普及活動を通して、CO2排出削減の意識向上に努めています。『マリブホテル』では、災害時に電気自動車からホテルフロントの照明やコンセントに電力が供給できるV2B(Vehicle to building)のシステムを日本のホテルでは初めて導入し、エコロジーと防災にも配慮したホテルを目指しております。
そして2020年12月にはこの社会活動をさらに強力に推し進めていくために「特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクト」を設立。人々や団体を相互につなぎ合わせるHUB(ハブ)の役割を果たし、幅広い歩みを続けていきます。