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アメニティ・リサイクル協会の水平リサイクルスキームが7施設1,076室で採用決定

アメニティ・リサイクル協会の水平リサイクルスキームが7施設1,076室で採用決定

一般社団法人アメニティ・リサイクル協会(所在地:東京都新宿区、代表理事:大槻 務、以下「当協会」)は、同協会が提供するアメニティグッズの水平リサイクルスキームが、サムティホテルマネジメント株式会社の運営する7施設1,076室で採用されることが決定したと発表しました。

採用の概要

7施設(合計1,076室)で使用された歯ブラシとヘアブラシを回収し、再生素材として新たな製品に生まれ変わらせる取り組みが行われます。

主な採用製品

・歯ブラシ
再生プラスチック(PP)比率:51%
高品質で耐久性を保ちながら、環境負荷を大幅削減。

・ヘアブラシ
再生プラスチック(PP)比率:100%
完全リサイクル素材のみを使用した環境配慮型製品。

採用施設一覧

・センターホテル東京(東京都中央区) 108室
・エスペリアホテル長崎(長崎県長崎市) 155室
・ホテルサンシャイン宇都宮(栃木県宇都宮市) 160室
・エスペリアホテル博多(福岡県福岡市) 287室
・エスペリアイン日本橋箱崎(東京都中央区) 114室
・エスペリアホテル京都(京都府京都市) 165室
・エスペリアホテル福岡中州(福岡県福岡市) 87室

アメニティ・リサイクル協会の水平リサイクルスキーム概要

アメニティ・リサイクル協会の水平リサイクルスキーム図
アメニティ・リサイクル協会の水平リサイクルスキームは、アメニティグッズの使用後、廃棄されることなく再生されることで「廃棄物ゼロ」を目指しています。さらに、新規化石由来プラスチックの使用量削減を通じて、宿泊施設が持続可能な運営を実現できる仕組みを提供しています。

<スキームのポイント>
1.水平リサイクルしやすくする為、原料の統一化
2.法律を遵守した資源回収方法の確率
3.安心安全な循環型アメニティグッズの製品化
4.宿泊施設の手間を極力減らした回収手順の設定

アメニティグッズ資材の製造という入口から、回収・再生という出口まで業界全体で 一貫性がなかった現在の方法ではリサイクルは不可能でした。 アメニティ・リサイクル協会は、2030年までにすべてのアメニティグッズを サスティナブル素材に対応し、リサイクル率100%という目標を掲げてアメニティグッズ業界に関わる各プレイヤーと連携し、横断的にノウハウ・情報を共有し、リサイクルスキームの構築に至っています。

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